ルリチュウレンジ
種レベルの信頼性:★★★★☆
昆虫名
- ルリチュウレンジ Arge similis
その他の呼び名
- 瑠璃鐫花娘子
分類名
- ハチ目(膜翅目) (Hymenoptera)
- ミフシハバチ科 (Argidae)
種類(科・目・種・属など)
- ルリチュウレンジ属 (Arge)
- ルリチュウレンジ (A. similis)
大きさ
- 体長約9mm
- 幼虫の体長約25mm
形
- 成虫は光沢のある青藍色の体と半透明の翅を持つ。幼虫は頭部黒く、胴部淡緑色で背面に小さな黒点がある。
色
- 成虫は青藍色、幼虫は淡緑色の胴部に黒点。
動き、羽音の特徴
- 成虫は飛翔時に毒針を持たない。幼虫は集団で葉を食害する。
活動時間・巣作りなどの特徴
- 年3回発生し、5~9月にかけて活動。幼虫は10月頃土中に潜り、繭は灰白色で長さ9~13mm。
生息地域
- 北海道・本州・四国・九州・沖縄に分布。主にツツジ類やサツキ類の葉を食害。
訪花植物
- 成虫の詳細な訪花情報は提供されていない
その他の特徴
ルリチュウレンジは、ツツジ類やサツキ類の葉を食害し、集団で葉を食べることで短期間で大きな被害をもたらすことがある。防除方法には、集まっている幼虫がいる葉を取り除く、または殺虫剤の散布が含まれる。毒針を持たず、人を刺すことはない。年3回発生し、幼虫は葉縁に並んで食害を行う。