ヒメハキリバチ

種レベルの信頼性:★★★★☆

昆虫名

  • ヒメハキリバチ (Megachile spissula)

英語名

  • --- (Tiny Leaf-cutter Bee)

分類名

  • ハチ目 (Hymenoptera)
  • ハキリバチ科 (Megachilidae)

種類(科・目・種・属など)

  • ハキリバチ属 (Megachile)
  • ヒメハキリバチ (M. spissula)
  • ハキリバチ科ハキリバチ属に属するハチ

大きさ

  • メス約9-12mm
  • オス約7-10mm

  • 体は黒色、毛は主に淡灰褐色。腹部は厚みがありほぼ円筒形。

  • 体は黒色、毛は淡灰褐色。メスでは腹部背板後縁にほぼ同色の短毛帯がある。

活動時間・巣作りなどの特徴

  • 土や木の中、ホースや建物の隙間などに巣を作る。発達した大あごを使用して葉を切り取り、巣材として使用。

生息地域

  • 北海道、本州、四国、九州、南西諸島(奄美大島を除く)

訪花植物

  • 花粉を集めるため、様々な花に訪れる。

その他の特徴

ヒメハキリバチは、小型で体長が約9-12mmのハキリバチ科に属するハチです。体色は黒色で、主に淡灰褐色の毛が生えています。特にメスは、腹部背板後縁に同色の短毛帯が存在します。雌雄ともに体の点刻が強く、腹部が厚みがありほぼ円筒形をしています。巣作りの際は、発達した大あごを使用して植物の葉を丸く切り取り、巣の材料にします。北海道から南西諸島まで広く分布しており、様々な花から花粉を集める重要な受粉者の一つです。