ヒメウラナミジャノメ
種レベルの信頼性:★★★★★
昆虫名
- ヒメウラナミジャノメ (Ypthima argus)
英語名
- --- (Argus Ringlet)
その他の呼び名
- 姫裏波蛇目
分類名
- チョウ目 (Lepidoptera)
- タテハチョウ科 (Nymphalidae)
- ジャノメチョウ亜科 (Satyrinae)
種類(科・目・種・属など)
- ヒメウラナミジャノメ属 (Ypthima)
- ヒメウラナミジャノメ (Y. argus)
大きさ
- 前翅長 18-24mm
形
- 茶色の地色に金環のついた蛇の目紋が特徴的
色
- 茶色の地色に、翅の両面に蛇の目紋があり
動き、羽音の特徴
- 草地や林をフワフワと飛び、花から花へと吸蜜する
活動時間・巣作りなどの特徴
- 春から秋の中ごろまで見られ、幼虫はイネ科植物を食草とする
生息地域
- 日本全国(北海道から九州まで)
訪花植物
- チジミザサ、ススキなどイネ科植物各種
その他の特徴
ヒメウラナミジャノメは、日本全国に分布するジャノメチョウ亜科のチョウです。後翅裏に特徴的な蛇の目紋を持ち、金色の環が付いていることから非常に目立ちます。この種は、近縁種ウラナミジャノメと比べてより一般的に見られ、後翅表にある蛇の目紋の数で区別できます。ウラナミジャノメが後翅表に1つの蛇の目紋を持つのに対し、ヒメウラナミジャノメは2つ持ちます。幼虫の食草はイネ科の植物で、草地や林などで生息し、春から秋にかけて見ることができます。