ハラアカヤドリハキリバチ

種レベルの信頼性:★★★★★

昆虫名

  • ハラアカヤドリハキリバチ (Red-bellied Cuckoo Bee)

英語名

  • Red-bellied Cuckoo Bee

分類名

  • 膜翅目 (Hymenoptera)
  • ハキリバチ科 (Megachilidae)

種類(科・目・種・属など)

  • Euaspis
  • ハラアカヤドリハキリバチ (E. basalis)

大きさ

  • 全長 11~15mm

  • 頭と胸、腹部の第一腹節は黒色、第二腹節以降の部分が赤褐色

  • 頭部から第一腹節まで黒色、第二腹節以降赤褐色

動き、羽音の特徴

  • オオハキリバチの巣に侵入し、産卵する独特の行動をする。

活動時間・巣作りなどの特徴

  • オオハキリバチの巣を乗っ取り、幼虫の餌を横取りする労働寄生蜂

生息地域

  • 本州、四国、九州など日本全国

訪花植物

  • オオハキリバチが持ってくる幼虫の餌(花粉や蜜)を食べる

その他の特徴

ハラアカヤドリハキリバチは、オオハキリバチの巣に卵を産み付け、オオハキリバチが幼虫のために保存していた餌に産卵し、オオハキリバチの巣を乗っ取る労働寄生蜂です。この習性から「ハラアカハキリバチヤドリ」「ハラアカハキリヤドリ」とも表記されることがあります。青森市の里山環境で撮影された例もあり、夏の短い期間にしか成虫が見られない種です。