ツマグロキンバエ
種レベルの信頼性:★★★★★
昆虫名
- ツマグロキンバエ (Stomorhina obsoleta)
英語名
- Obsolete Band-eyed Fly
分類名
- ハエ目 (Diptera)
- クロバエ科 (Calliphoridae)
種類(科・目・種・属など)
- Stomorhina属
- ツマグロキンバエ (S. obsoleta)
大きさ
- 5~7mm
形
- 小型のハエ。顔の先端が流線型に尖り、口吻を伸ばす。
色
- 体はメタリック調で、翅の先端が黒ずんでいる。複眼は青緑色で筋模様が見える。
動き、羽音の特徴
- 翅を折りたたんで止まる。空中でのホバリングをすることがある。
活動時間・巣作りなどの特徴
- 初夏から秋にかけて活動。幼虫は動物の死骸などの腐敗物質を食べ、成虫は花の蜜を食べる。
生息地域
- 北海道、本州、四国、九州、南西諸島。公園や庭など、花がある場所に集まる。
訪花植物
- 各種の花に集まる。花粉や蜜を食べる。
その他の特徴
ツマグロキンバエは、春から秋にかけて花に集まる小型のハエです。翅の先端が黒く、複眼には線状の模様が見られるのが特徴です。幼虫は腐敗物質を食べ、成虫は主に花の蜜を摂取します。日本のほぼ全域で見られ、初夏から秋にかけて活動的になります。