タイワンタケクマバチ:雄

種レベルの信頼性:★★★★★

昆虫名

  • タイワンタケクマバチ:雄 (Xylocopa tranquebarorum)

英語名

  • Taiwanese Bamboo Carpenter Bee

その他の呼び名

  • 台湾竹熊蜂 (Taiwanese Bamboo Large Carpenter Bee)

分類名

  • ハチ目 (Hymenoptera)
  • ミツバチ科 (Apidae)

種類(科・目・種・属など)

  • クマバチ属 (Xylocopa)
  • Biluna
  • タイワンタケクマバチ (X. tranquebarorum)

大きさ

  • 約18-20 mm

  • 大型のハナバチ。体長約3cm、頭部、胸部、腹部いずれも黒い。翅は褐色。

  • 黒色の体に褐色の翅。

動き、羽音の特徴

  • 羽ばたきが特徴的。竹林や農地に生息し、枯竹に営巣。

活動時間・巣作りなどの特徴

  • 枯れた竹に直径20~25mm程度の穴をあけて営巣。農具としての竹利用に影響。

生息地域

  • 中国南部からインド、台湾に分布。日本では愛知県、静岡県、岐阜県などに侵入。

訪花植物

  • 不明。しかし、一般的にクマバチ類は多種多様な花から花蜜や花粉を採取する。

その他の特徴

タイワンタケクマバチは、竹林や農地に生息し、枯れた竹に営巣する大型のハナバチです。日本における侵入は2006年に愛知県で初めて報告され、以降複数の県に広がっています。竹材や竹製品の輸入を通じて意図せずに入ったと考えられており、在来種との競争や農業、建築業への影響が懸念されています。