コマルハナバチ
種レベルの信頼性:★★★★★
昆虫名
- コマルハナバチ (Bombus ardens)
英語名
- Red-tailed Bumblebee
分類名
- ハチ目 (Hymenoptera)
- ミツバチ科 (Apidae)
- マルハナバチ亜科 (Apinae)
種類(科・目・種・属など)
- マルハナバチ属 (Bombus)
- コマルハナバチ (B. ardens)
大きさ
- 女王 19~23mm
- 働きバチ 12~19mm
- ♂ 約20mm
形
- 体型は丸っこく、毛足が長い。特に♀(女王)は♂よりも大型。
色
- 体色は主に黒色で、♂は体表に淡黄褐色の毛を密生する。
動き、羽音の特徴
- 非常に活発で、飛翔は敏速。攻撃性はほとんどなく、巣を刺激しても攻撃してくることはない。
活動時間・巣作りなどの特徴
- 年に1回の発生。女王は4月中旬から、働き蜂は5月中旬から、♂と新女王は7月に見られる。
生息地域
- 北海道、本州、四国、九州に分布。森林性の傾向が強い環境を好む。
訪花植物
- バラ科のサクラ類、リンゴ、マメ科のシロツメクサ、ツツジ科のツツジ類など。花粉や花蜜を食べる。
その他の特徴
コマルハナバチは、森林や林縁、社寺境内などに生息する日本のマルハナバチの一種です。この種は、活動が非常に活発で、飛翔が敏速なことが特徴です。また、攻撃性が低く、巣に近づいても襲われる心配は少ないとされています。コマルハナバチは、春から夏にかけて活動し、特にバラ科やマメ科などの植物から花粉や花蜜を集めることで知られています。これらの特徴は、コマルハナバチが日本の自然環境において重要な役割を果たしていることを示しています。